発声障害の種類~心因性失声症~症状と治療法

【記事のみ】発声障害

突然、声が出なくなったら!どうしますか?
今まで普通に出せていた声が急に出なくなると、もどかしさであったり、焦り(再び声が出るようになるのか?など)などにおそわれるのではないでしょうか?

私、ゆーかりも、発声障害を抱えているのでありますが、声が出ないということは、声が出ないだけの苦しみだけではなく、精神的にも落ち込む機会が多くなり、二重、三重の苦痛を味わうということをよく知っています。

ゆーかり
ゆーかり

今回は、心因性失声症(失声症)について調べてみました。

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心因性失声症とは?

失声症とも、ヒステリー失声症ともいいます。
その病名の通りで、一時的に声が出なくなってしまう病気です。
咽頭や声帯に、これといった器質的な異常がないにもかかわらず声が出ません。
精神的ショックやストレスが引き金となって発症するといわれております。

コアラくん
コアラくん

上皇后の美智子様、タレントの山口もえさん、歌手の愛内里菜さんもなられたことがあるんだね。

ゆーかり
ゆーかり

そうだね、どんな人もなりうる可能性があるね。

生きていればつらいこと、苦しいことがあるのですが、人間には無意識のうちに、こういったつらい出来事から自分を守ろうとする心理が働くといわれております。
それが、記憶の一部を失ったり、感覚が鈍ったり、昏睡状態になったり、体を動かせなくなったり、という形であらわれることがあります。

このような症状を「解離性障害」と呼び、心因性失声症はこれにあたるとされております。

心因性失声症の症状

声というのは、息を流して、声帯を通り、共鳴腔(口腔、鼻腔、咽頭、口頭など)で音を大きくして、はじめて「声」になります。声帯とは2本の帯のようなもので、その声帯が軽く閉じている時に声はでます。

失声症は、声を出そうとした時、または常に、この「声帯が閉じない」ため、息しか出ず、ささやき声、または失声になってしまうのです。
しかし、咳をした時などや、反射的に「声帯が閉じる」こともあるといわれています。

  • 突然声が出せなくなる
  • 出てもささやき声しか出せない
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失語症と失声症との違い

失語症という病気は、なんとなく聞いたことがあると思いますが、失語症と失声症は全く違うものです。

失語症は、「脳」に何らかの損傷(脳梗塞、脳出血、頭部に外傷を負ったなど)によって、言語を扱う「脳」の機能に障害がおき、言葉が出ない、なめらかに話すことができないなどの症状がおこることをいいます。

失声症は、体そのものに「器質的な異常」はないものの、発声する時には「本来は閉じるべきはずの声帯が閉じない」という「声帯」の動きに問題があることをいうので、失語症とは症状も全然違ったものになります。

失語症
  • 原因は「脳」の損傷によるもの
  • 言葉が出ない(声は出る)
  • なめらかに話せない

など

失声症
  • 原因は精神的ショックなどによる「声帯の動き」の異常によるもの
  • 声が出ない
  • ささやき声しか出せない
  • 言語に異常はない

など

心因性失声症の治療法は?

1.カウンセリングや暗示療法等の精神医学的治療
2.発声障害に対しての音声治療(リハビリ、ボイストレーニング)
3.鎮静剤を使用する場合もある
声が出せない間のコミュニケーションの方法として、手話の習得をすすめられる場合があります。
精神疾患が重いと判断された場合は、精神神経科医による治療をすすめられることもあるようです。

心因性失声症のための発声練習の流れ
1.しっかりとカウンセリングをおこない、「声帯には異常がない」ので練習次第で必ず声は出るようになることを理解する。
2.咳払いや軽いハミングなどの裏声(最初は息だけでもかまわない)を出す。
3.徐々に「息」に「声」を乗せていくようにする。(母音で裏声を出している状態)
4.「母音で裏声」を継続できるようになってきたら、単語や会話などへと徐々に移行していく。

という、おおよそ、このような流れで音声治療が行われるようです。
音声治療は、言語聴覚士によっておこなわれます。

心因性失声症は何科にいけばいいの?

心因性失声症は、その名の通り、精神的な要因が大きいので、まずは精神科や心療内科にてカウンセリングを受けたうえで、失声症に知識のある耳鼻咽喉科、音声外来などを紹介してもらうという流れになるようです。

ゆーかり
ゆーかり

ささやき声しか出せなくなった!という時は、早めに精神科または心療内科に受診されたほうがいいですね。

その他の発声障害については、こちらの記事にも書いてありますのでご参考になさってください。

また、発声障害にまつわる病院の一覧が掲載されているこちらのサイトもどうぞご参考になさってみてください。

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