動画ではなく、文字で読みたいという方は、以下をご覧ください。
発声障害の人は滑舌を良くしない方がいい⁈
そもそも発声障害の人の思考癖として、
①喉が詰まってうまく声が出せない
↓
②なんとか良い声を出そうとする
↓
③良い声を出そうとして、喉や体のあちこちに余計な力が入る
↓
④さらに喉が締まり声が詰まってしまう
という負のスパイラルを経験している人は多いと思います。
で、この負のスパイラルの「①喉が詰まってうまく声が出せない」は、今のところ変えることができないかと思いますが、「②なんとか良い声を出そうとする」と、ここからは、自分の気持ちひとつで変えていくことができるんじゃないかと思います。
そこで、私が考えたシナリオに書き換えると、
①喉が詰まってうまく声が出せない
↓
新②「ああ、またか、でも別に良い声じゃなくてもいいや」
↓
新③良い声を出すために余分なプレッシャーがないので無駄な力が入りにくい
↓
新④ある意味「適当な」「だらしない」しゃべり方でいいや
↓
新⑤理想の声ではないかもしれないけど、喉の詰まりは格段に減らすことができる
という風になります。
ま、このように単純な話ではないのですが、発声障害って、ずっと声が出にくいというわけじゃなく、たまに普通の声が出せたりする瞬間もあったりするんですよね。
なので、メンタルの部分もかなり左右されると、私個人は思ってます。
では、今回のテーマに、この考え方を落とし込んでいくと、うまくいかないスパイラルの方の②番目の部分は、言い換えると「ちゃんとしなきゃ!」とか、「滑舌を良くしよう!」などの考えになるかと思いますので、
この部分を、ゆーかり流のスパイラル②の部分の「ああ、またか。でも別に良い声じゃなくていいや」そして、「滑舌良く!」から「だらしない、適当なしゃべり方」に置き換えてみると、案外楽に声が出る時の感覚を、思い出せるんじゃないかと思います。
では、実際にやってみて比べてみたいと思います。
滑舌を良くしようとして喉が詰まっている本の朗読
もりで、ゆきがっせんをしていた、
のねずみの、ぐりとぐらは、
ゆきのうえに、おかしなあなを、みつけました。
「やあ、おとしあなだ」とぐりがいうと、
ぐらが、「あそこにも、ここにも」と、
めをまるくしました。
あなは、いくつもあって、つづいています。
滑舌を気にせずだらしない適当な発音の本の朗読
もりで、ゆきがっせんをしていた、
のねずみの、ぐりとぐらは、
ゆきのうえに、おかしなあなを、みつけました。
「やあ、おとしあなだ」とぐりがいうと、
ぐらが、「あそこにも、ここにも」と、
めをまるくしました。
あなは、いくつもあって、つづいています。
どうでしょう?一目瞭然ですね。
ですので、「ああ、またか。ま、でも別に良い声じゃなくてもいいや」ぐらいに、開き直るというのも、考え方のひとつとして、覚えておいていただければと思います。
最後に、私ゆーかりの別チャンネルYouTube・Yuukari Channelのお知らせです。
私ゆーかりは、発声障害を克服すべく奮闘しておりますが、「今出せる声で、今できることに挑戦しよう!」をモットーに、主にカバー曲を中心に歌っております。
曲数も楽しみながら、少しずつ増やしていきたいと思っておりますので、よろしければ、あわせてごらんになってみてください。
いかがでしたでしょうか。この記事があなたが楽に声を出すためのお役に立てればさいわいです。