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新生活を迎えるあなたに贈る発声障害の人のためのお守りエクササイズ
今回は、「新生活を迎えるあなたに贈る発声障害の人のためのお守りエクササイズ」という内容でお伝えしていきます。
これから4月は、新学期または社会人としてスタートなど、希望にあふれる時期ですね。
その一方、このチャンネルのテーマである「発声障害」を持った方にとっては、新しい環境にいくことが不安でいっぱいかもしれません。
本当によくわかります。
私も、新しい環境にいくことで、「うまく声が出せないかも。」とか、「声に対して理解のない職場だったら困るな。」など、発声障害になってからというもの、転職や、新しいコミュニティに入っていくことが、とてもこわくなってしまったからです。
「世の中みんなが、私の声を変だと思ってる!」とさえ思ってましたから。
でも大丈夫です。
確かに理解がなく、声のこともディスってくるような人もたまにはいますが、良い人もたくさんいます。
そこで今回は、新生活を迎えるけど、発声障害がネックとなって気が重いというあなたへ、お守りにしていただけるような会話のコツを、エクササイズを通して、お伝えしていこうと思います。
発声障害で困るのは、なんといっても日常会話ですよね。
その日常会話を、どのように意識すれば、喉の詰まりを軽減できるか?というと、ずばり、「息を流しながら、その息の上に言葉を乗せる」ことです。
では実際に順を追ってやってみます。
会話のコツは息を流しながら、その息の上に言葉を乗せること
1.まず、無音で「はあーー」と息を流します
2.そして、「はあーー」の上に、ささやき声で言葉を乗せます
(はあーー)ささやき声で言葉を乗せます
3.そして、「はあーー」をベース(下)に感じることを意識して、
小さい声を乗せる
(はあーー)そして、「はあーー」をベース(下)に感じることを意識して、小さい声を乗せる
※ポイントは、言葉が一区切りするまで、ひと息の中に言葉を入れることです。
息を流しながら、息の上に言葉を乗せた例文
おはようございます。
「はあーー」本日入社いたしました佐藤と申します。
「はあーー」初めての入社で緊張しておりますが、
「はあーー」一日も早く仕事をおぼえ、
「はあーー」会社に貢献できるようがんばります。
「はあーー」どうかご指導のほどよろしくお願いいたします。
これができるようになったら、初音の「はーー」を聞こえないようにしていくと、より自然な会話にしていくことができます。
ぜひ、ためしてみてください。
最後に、私ゆーかりの別チャンネルYouTube・Yuukari Channelのお知らせです。
私ゆーかりは、発声障害を克服すべく奮闘しておりますが、「今出せる声で、今できることに挑戦しよう!」をモットーに、主にカバー曲を中心に歌っております。
曲数も楽しみながら、少しずつ増やしていきたいと思っておりますので、よろしければ、あわせてごらんになってみてください。
いかがでしたでしょうか。この記事があなたが楽に声を出すためのお役に立てればさいわいです。