ハミングは発声障害の人には向かない~裏声の出し方・その2~

発声障害克服のためのボイストレーニング
ハミングは発声障害の人には向かない~裏声の出し方・その2~

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ゆーかり
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動画ではなく、文字で読みたいという方は、以下をご覧ください。

ハミングは発声障害の人には向かない

発声障害になってしまったら、何かしら解決方法をお探しになるのではないかと思います。

その中のひとつにボイストレーニングは、もっとも代表的なものだと思いますが、そのボイストレーニングの中でも、「ハミング」を推奨する先生も多くおられます。

ハミングとは、「んーんーんーんーんーんーんーんーんー」と、このような声を出して練習するボイストレーニングです。

一般的なボイストレーニングでは、このハミングをおすすめされますが、こと発声障害持ちの人の練習方法としては、実はあまりおすすめできません。

なぜなら、ハミングは喉が詰まりやすく、声を無理矢理押し出すような発声になってしまいがちだからです。

ゆーかり
ゆーかり

わざわざ「喉の締まりぐせ」をつけにいくようなものです。

ハミングは発声トレーニングをきちんと積んだ人や、元々発声の感度が良い人ができるもの、と考えたほうがよいです。

これを使って練習するものではないと、発声障害の人は覚えておいていただければと思います。

発声障害の人に向くボイトレメニューは裏声練習!

では、発声障害の人に向くボイストレーニングのメニューはというと、ずばり「裏声練習です。

その裏声も、「無理に力を入れて絞り出したような裏声」ではなく、「息もれをさせて出た裏声」が正解です。

ゆーかり
ゆーかり

では裏声を出すエクササイズをやってみましょう。

コアラくん
コアラくん

真似してみてください。

【エクササイズ】裏声を出すエクササイズ・その2

~裏声を出すエクササイズ~その2

1.
ふー、ふー、ふー、ふー、ふー、ふー、ふー、ふー、ふー
※コツはこの「ふー」を1音づつ、はかなげな疲れたようため息のように、1音づつ丁寧に裏声で声を出してみることです。
ぜひ、おおげさにやってみましょう。

2.
1音づつ「ブレス(息継ぎ)」を入れてもよいと思います。
では、1音づつ「ブレス(息継ぎ)」を入れた状態で歌ってみます。
ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)、ふー(ブレス)

3.
(2までを)慣れてきたら、
ふーうーうーうーうーうーうーうーうー
と、つなげてやってみましょう。

ゆーかり
ゆーかり

いかがでしたでしょうか。この記事があなたが楽に声を出すためのお役に立てればさいわいです。

コアラくん
コアラくん

よろしければ、動画もご覧になってください。

ハミングは発声障害の人には向かない~裏声の出し方・その2~

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