ボイトレの先生が怖くて厳しい!相性が悪い場合はどうしたらいい?

ボイトレ先生 怖い 歌・ボイストレーニング
ゆーかり
ゆーかり

ボイトレの先生になるための条件って、「歌が好き」とか「簡単なピアノの伴奏ができる」とかだって知ってましたか?

コアラくん
コアラくん

えっ?そんなんでいいんですか⁉

でも仕方ないですよね。

ボイトレの先生になるために、特別な資格や免許があるわけではないのですから。

でも生徒側からしたら、せっかくがんばってボイトレに通ってて、自分なりに上手くなろうと努力しているのに、先生の教え方がとても抽象的でわかりにくかったり、先生のものの言い方がキツかったりしたら、レッスンのたびに憂鬱になっちゃいますよね。

そんなことが続けば、先生と意思の疎通が図れないから、なかなか上達しないという最悪な事態にもなってしまいます。

ゆーかり
ゆーかり

そこで、数々の先生にボイストレーニングを習った経験のある、ボイトレマニアでもある私ゆーかりが、ボイトレの先生の「良い厳しさ」「悪い厳しさ」の見極め方について、たっぷりお伝えしていきますね。

コアラくん
コアラくん

今、ボイトレの先生に悩んでいる人は必見ですね。

あなたが今の先生のままでいいのかを、じっくり考えるきっかけになれば幸いです。

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ボイトレの先生が厳しい!「良い厳しさ」と「悪い厳しさ」の見極め方

良い厳しさとは?

良い先生

良い意味での厳しい先生は、褒めるばかりじゃなく、できない時はきちんと的確に指導してくれます。

「きちんと的確」とは、

「あなたができない部分はここでなぜできないのか、そしてできるようになるためには具体的にはこのようにするといいよ」と指導してくれる先生です。

そして、良い先生は、あなたの個性を必ず尊重してくれます

【結論】褒めるだけじゃなく、冷静に的確に指導してくれるのは厳しくても良い先生

「褒めて伸ばす」というのがベースにある先生であっても、ダメな部分もきちんと的確に指導をしてくれ、なおかつそれを引きずらない、「褒める時は褒めて、言うべきことは言う」のが良い先生ですね。

ですが、熱意がありすぎて、「怒っているのかな?」と慣れないうちは感じるような個性をお持ちの先生も中にはいるかもしれません。それはそれで悪い先生ではないですよね。

しかしあくまでも、「教えるために熱くなっている」のと「ただ怒りをぶつけている」のでは全然違うので、後者と感じたら、辞める、または先生の交代も視野に入れてみたほうがいいと思います。

悪い厳しさとは?

私が習ったことのある先生の中でも、

「それは厳しさじゃなくて、単なるいじわるだろー!」って突っ込みたくなる先生がいました。

明らかに、その厳しさは上達にはつながりませんよ!!といいたいですね。

例えばこんなの↓

・先生のものの言い方がキツくて、メンタルやられる
・がんばろうとしているのに、わかってくれない
・威圧感が半端なく、声を出そうとすると緊張して喉がしまる
・良い声が出ても全く褒めてくれない
・否定する言葉しか言わない
・他の生徒と比べる発言をする
・できないことを小バカにして笑う
・先生の要求に応えられないと、感情むきだしで接してくる
・わからないから習っているのに「そんなこともわからないの?それくらい自分で考えなさい」とか怠慢な発言をする

さらに私はボイトレの先生から、

「あんた何て名前だっけ?私は忙しいから、いちいち生徒の名前なんて覚えてらんないんだよね。」

と言われたことがあります・・・。

ひどくない

ひどいよね、、、(泣)

もうこうなってくると、先生としてという前に人としてどうなの?ってレベルですね。

もちろん辞めました。教え方も上手ではなかったし。

典型的な「自分は上手いけど、教えるのは下手」タイプですね。

しかも、「私はアーティストが本業なのに、あんたに教えてやってる!」という態度ありありの先生でした。でも金もらってんだろうよ、、、

なので、「ボイトレの講師」として「誇り」を持っている先生であるかどうか?はとても重要だと思いましたね。

【結論】感情が先走り具体的に指導できないのは良い先生とはいえない

がんばれ

例えば「喉の力を抜いて!」と先生が言った場合、感覚の優れた人以外はすぐにできるものではないです。

そんな、号令かけただけでできるのだったら、元々つまづきません

どないしたら

なので、どのようにすれば「喉の力を抜くことができるのか」という、具体的な方法を教えることがセットで言えないような先生や、感情的に怒りつけたり威圧するような先生は、良い先生ではありません。

この先もメンタルやられるだけなので、とっとと相性の良い、技術も高い先生にくら替えすることを検討しましょう。

時間とお金の無駄になりますので。

性格ってそう簡単に直らないですから。

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ボイトレの先生が怖くて陥った2つのワナと解決策

【1つ目のワナ】先生が怖いので、萎縮してしまい喉がしまるようになった

喉締まる

まさに私の経験なのですが。

先生が怖くて声を出そうとすると萎縮してしまうんですよね。

そうして喉がしまることを長引かせて、ついにはその延長線上で、発声障害というものに、私は実際になってしまいました。

喉はデリケートで精神的なことに干渉されやすいので、絶対に無理は禁物です!

【2つ目のワナ】 先生が怖くて、歌うことが楽しくなくなった

歌嫌になってきた

ボイトレの先生を前にして歌うとジャッジされているようで怖いし、「どうしたら上手く聴こえるだろう?」とばかり考えながら歌っていたら、だんだん楽しくなくなってきますよね。

もちろん、どんな道でも長く続けていけば楽しいことばかりではなく、自問自答する時期もあるのですが、それがボイトレの先生が怖いことが原因だなんて言語道断ですよね。

私はある人から、「なんで歌っているの?」と聞かれて、「歌が好きだから」と答えました。

すると「じゃ楽しんで歌うことが一番であって、歌が上手くなることばかりにこだわって苦しんでいたら、聴いている人にもそれが伝わって素敵な歌には聴こえないんじゃないかな?」といわれたことがありました。

その通りです。

好きで始めた歌であり、ボイトレなのに、 「歌うこと」そのものが楽しくなくなっては本末転倒なんです。

【結論】2つのドツボにはまらないように先生はシビアに選ぼう

私のように、この2つのドツボにハマってしまわないために、またはハマってしまった人は抜け出すためにも、もし、大きい教室で先生が何人もいるなら「先生を変えてもらう」といいでしょう。

大きい教室であっても先生の交代ができない場合や、個人の講師に習っている場合は、一度胸襟を開いて先生にぶつかってみて、ダメであればやめたほうがいいです。

「怖くて意見なんて言えないよ~」という人は、先生に意見などしなくてよいので、思いつめすぎずに、新しいところを検討しましょう♪

ボイトレの先生を選ぶ時はシビアになってOK!

ボイトレの先生を選ぶ時のポイントをまとめた記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

ボイトレの先生との相性が悪かった場合の対処法は?

相性の良い悪いは人間同士なので必ずある

相性

ボイトレの先生に限らず、相性の良し悪しってあるので、無理する必要はないと思います。

しかし、その先生の持っている技術が素晴らしいものであれば、習っている間はグッと飲み込み、「吸収してやるぞ!」という気持ちも、時には大切です。

クセの強い人柄であっても、素晴らしい技術を持っている場合もありますので。

「この先生は自分のスキルアップにとって本当に必要か?」という視点で考えるといいかと思います。

それも含めて「相性」ということになります。

先生自身の実力がすごくても教えるのが上手とは限らない

「プレイは天才的だったけど監督としてはいまいち」と言われる監督っていますよね。

そう、先生本人に歌わせたらものすごい上手くても、いざこちらに教えてくれると、あれ?なんか抽象的でわかりにくい教え方だな、、、とか、ありますよね。

「できない私がダメ人間なのかな、、、」と落ち込んだり。

はっきりいっちゃえば、生まれつきというか、「元々勘のいい人」っているんですよね。

そしてその「元々勘のいい人」は、できないで苦しんでいる人の、「できない道程」が理解できない場合が多々あるのが事実です。

しかし、私の習った先生の中で、ご自身がメジャーデビューまでした経験があり、おそらく元々歌の上手い人であろう、という方がおります。

その方は、ボイトレの先生としての誇りを持っておられ、発声の研究にもとても熱心で、常にスキルアップを目指している先生でした。

私が遠方に引っ越してしまったのでやめてしまいましたが、今でもとても尊敬しています。

なので、「元々上手なうえに、勉強熱心で努力家」な先生もいるということです。

捨てたもんじゃありませんね。

【結論】妥協せずに相性の良い先生が見つかるまで探そう♪

もしあなたが、ボイトレの先生と相性が悪いと感じて悩んでいる場合は、妥協せずに、あなたにとっての良い先生が見つかるまで探してみましょう♪

ボイトレの先生を選ぶ時の参考にしていただく記事もご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。

【まとめ】ボイトレの先生に辛いと感じたら「良い厳しさ」か「悪い厳しさ」かをシビアに見極めよう

合う先生

ボイトレの先生を選ぶコツは、その先生の厳しさが「良い厳しさ」なのか「悪い厳しさ」なのかを見極める必要があります。

もし「悪い意味での厳しい」先生に当たってしまった場合は、レッスンのたびに憂鬱になったり、思うように上達しないばかりか、萎縮してしまうことが原因で、

喉がしまるようになる(放置しておくと発声障害につながる)

歌うことが嫌いになってしまう

場合もあり、せっかく習っても逆効果になってしまいます。

「良い意味で厳しい先生」は、ダメな部分もきちんと的確に指導をしてくれて、「褒める時は褒めて、言うべきことは言う」というメリハリがあります

「良い意味で厳しい先生」に教わると、あなたがもし、声にコンプレックスを感じている場合でも、むしろ、あなたの個性を重んじた上で、良さをどんどん伸ばしてくれます

ゆーかり
ゆーかり

もし今あなたが、ボイトレの先生が理不尽に厳しくて、相性が悪いと感じ悩んでいるなら、妥協せずに、あなたにとっての良い先生が見つかるまで探すべきです。

コアラくん
コアラくん

あなたにとってベストマッチの先生を選ぶ方法はこちらの記事をご覧になってください。

良い先生との出会いで、あなたの歌が素敵になりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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