動画ではなく、文字で読みたいという方は、以下をご覧ください。
仕事や学校へ行く前にできる発声障害克服レシピ~その1~ウィスパーで新聞を朗読
仕事をしている人なら同僚や上司に報告などの話しをしたり、会議で発言をしたり、または、お客様と話さなければいけない場面があると思います。
また学生なら、授業で発言したり、ディスカッションしたり、部活やサークル、アルバイト先などで、声を出さなきゃいけない場面がありますね。
そして、毎日忙しい。朝は特に。
今回は、そんな忙しい人にもできる、仕事や学校へ行く前にできる発声障害克服レシピ~その1~をお届けいたします。
これは、私自身も毎朝おこなっているものです。
では、さっそくやっていきましょう。
仕事や学校へ行く前にできる発声障害克服レシピ~その1~ウィスパーで新聞を朗読
わが家は新聞をとっているのですが、私は毎朝、その新聞の1面の記事を無声音(ウィスパー)で朗読して、喉を慣らしてから仕事へ行きます。
時間にして1~2分。30秒の時もあります。
ここで、なぜ無声音(ウィスパー)なのかといいますと、「無声音(ウィスパー)でしゃべっている時は、喉が詰まる現象が起きない」からなんですね。
そして、ウィスパーって案外、思ってるより遠くまで聞こえるんですよね。
なので、「喉に力をかけなくても、私は話せる!!」という良いイメージを体に取り込むために実行しています。
会社の朝礼などでは、「元気よく、大きな声で社訓を言いましょう!」みたいな場面があると思いますが、
元気よく=大きな声ではないし、発声障害の人にとって、無理に大声を出そうとすることは、喉が締め付けられる原因にもなりますので、気をつけてくださいね。
では、実際にやってみたいと思います。
今回は、新聞ではなく、本の朗読をウィスパーでやってみたいと思います。
1回目は、普通のボリュームのウィスパー朗読。
2回目は、大きなボリュームのウィスパー朗読です。
普通のボリュームのウィスパー朗読
ぐりとぐらのおきゃくさま
そのよる、ぐりとぐらのところへ、
おおぜいのともだちが、やってきました。
とってもいいにおいがしたので、
あつまってきたのです。
みんなおちゃをのみ、クリスマスのケーキをよばれ、
うたったり、おどったりしました。
大きめなボリュームのウィスパー朗読
ぐりとぐらのおきゃくさま
そのよる、ぐりとぐらのところへ、
おおぜいのともだちが、やってきました。
とってもいいにおいがしたので、
あつまってきたのです。
みんなおちゃをのみ、クリスマスのケーキをよばれ、
うたったり、おどったりしました。
1回目と2回目の違い
1回目と2回目の違いとして、2回目は、ウィスパーのはずなのに、微妙に声がもれ出ていますよね。
そう!
無理して声を出しているというより、「自然にもれ出ている」という感覚を体に身につけるためのレシピとなっています。
苦しくなく声を出すための第一歩は、完全ウィスパーから→声がもれ出ているウィスパーを体にしみつかせることです。
ぜひ試してみてください。
いかがでしたでしょうか。この記事があなたが楽に声を出すためのお役に立てればさいわいです。