動画ではなく、文字で読みたいという方は、以下をご覧ください。
【発声障害克服】山瀬まみのマネをすると喉が詰まらず発声できる
この動画をごらんになっている方は、「なんとなく声が出しにくい」とか「しゃべろうとすると喉が詰まる」という悩みをお持ちではないでしょうか。
かくいう私も長年、声が出づらい発声障害という病気と向き合ってきました。
そして、自分の体と喉を通して、さまざまなボイストレーニングを試してきました。
その中でも、目覚ましい発見があったのは、これからご紹介する「山瀬まみさん」のしゃべり方です。
タレントの山瀬まみさんはご存知でしょうか?
「天才!志村どうぶつ園」や「新婚さんいらっしゃい」などに出演されていた方ですね。
とても若々しくかわいらしい方です。
さて、山瀬まみさんのしゃべり方の特徴ですが、
1.ちょっと鼻にかかっている
2.「なにぬねの」を「だ・でぃ・どぅ・で・ど」
「まみむめも」を「ば・び・ぶ・べ・ぼ」
「らりるれろ」を「だ・でぃ・どぅ・で・ど」
「ん」を「う」
に近い発音でしゃべる、というものがあります。
山瀬まみさんの実際のしゃべり方をお聞きになりたい方は、「山瀬まみ しゃべり方」などで検索してみてください。
実は、この2つの特徴は、発声障害の人の最大の悩みである「会話時の喉の詰まり」を減らしてくれるんですね。
では実際に私が、山瀬まみさんのしゃべり方の真似をしてみます。
【ボイスサンプル】山瀬まみのしゃべり方のまね
こんばんは、やませまみです。
(こうばうは、やばせばびです。)
※赤い部分が発音を置き換えたところ
全く似てなさすぎて怒られてしまいそうですが
まず1つめの特徴である、「ちょっと鼻にかかっている」ことのメリットは、声を出す時は、どこか一点にポイントを置く必要があります。
というか、自然とどこかにポイントが置かれます。
山瀬まみさんの場合は、鼻のあたりに声のポイントを置いているので、鼻にかかっているように聞こえるのですが、しっかりと鼻にポイントを置くことで、安定した発声となっていますね。
実際、山瀬まみさんは歌もお上手です。
そして2つめの、
「なにぬねの」「らりるれろを「だ・でぃ・どぅ・で・ど」
「まみむめも」を「ば・び・ぶ・べ・ぼ」
「ん」を「う」
に近い発音でしゃべる、ですが、
この発音にすることで、喉に力が入りにくく、喉の詰まりやすい発声障害の人にとっては、非常に理にかなった発音の仕方となっています。
では、この2点を意識してエクササイズをやってみたいと思います。
【エクササイズ】山瀬まみのものまねで本の朗読
ぐりとぐらのおきゃくさま
もりで、ゆきがっせんをしていた、のねずみのぐりとぐらは
ゆきのうえに、おかしなあなをみつけました
やあ、おとしあなだと、ぐりとぐらがいうと
ぐらが、あそこにもここにもと、めをまるくしました
あなは、いくつもあって、つづいています
↓↓↓
ぼでぃで、ゆきがっせうをしていた、どでずびどぐでぃとぐだは
ゆきどうえでぃ、おかしだあだをびつけばした
やあ、おとしあだだと、ぐでぃとぐだがいうと
ぐだが、あそこでぃぼここでぃぼと、べをばるくしばした
あだは、いくつぼあって、つづいていばす
※赤い部分が発音を置き換えたところ
コツは、
1.軽く鼻にかける
2.「なにぬねの」「らりるれろ」を
「だ・でぃ・どぅ・で・ど」
「まみむめも」を「ば・び・ぶ・べ・ぼ」
「ん」を「う」
に近い発音に置き換える。
まとめ
まとめ
・喉が詰まりやすい発声障害の人にとって、山瀬まみさんのしゃべり方は参考になる
・山瀬まみさんのしゃべり方の特徴は、
1.ちょっと鼻にかかっている
2.「なにぬねの」「らりるれろ」を「だ・でぃ・どぅ・で・ど」
「まみむめも」を「ば・び・ぶ・べ・ぼ」
「ん」を「う」に近い発音でしゃべる
・この2つの特徴は、「鼻にポイントを置くことで声が安定し」
「この発音にすることで、喉に力が入りにくくなる」というメリットがある
・つまり発声障害の人にとって、非常に理にかなった発声といえる
・エクササイズで実際体感してみることをおすすめします(3:05頃)
いかがでしたでしょうか。この記事があなたが楽に声を出すためのお役に立てればさいわいです。